優秀賞!獲得
6060長崎県木造住宅コンクール11回入賞
長崎県木造住宅コンクール2回優秀賞獲得
①中庭を囲む和の住まい(2004年優秀賞)
こちらのお宅は、新たに開発された団地内にあります。
団地内での建築協定(団地内で定められた規格)で、道路及び隣地の境界線から建物の外壁までを1m以上離して建てなければなりませんでした。
少しの敷地も無駄に出来ないので、西側の道路境界のなだらかにカーブしたラインに建物自体もカーブさせて計画・施工しました。
極力、無駄を省いたおかげで、植栽をほどこす為のスペースが生まれ、日常の生活をより一層、和んだものにする事と思います。
建物の随所に、「和のテイストをちりばめた」ばかりでなく、日常生活の機能をも満足して頂ける様な外部ゴミ置場や外部の流し台など、一見忘れがちになりそうな機能を設けております。
玄関吊り燈楼・玄関プレート・下駄箱・建具・テレビ台・座卓・照明器具の一部など
ほとんどのインテリアに関しても私たちで完全オリジナルなものをご提案しました。
特に、離れのお風呂場は『ひの木』を用い、天井にはBOSEの防水スピーカーを埋め込み、宿風に仕上げたことによって、日々の疲れを癒してくれることでしょう。
②ゆとりを楽しむナチュラルモダンの家(2012年優秀賞)
こちらの住宅は、時津町の大村湾に面した地域にあります。
ご両親が残された自宅をリフォームしたいとのことで、お問い合わせをいただきましたが、老朽化が進み、白アリの被害が大きかったことから新築での計画へ変更となりました。
南側に道路、北側に山がある100坪ほどの敷地です。南側には道路を挟んで大村湾が広がっているので、塩害対策にも気を使った仕様となっています。
お客様はもともとエアコンの風が苦手とのことで、エアコンでの空調ではなく輻射熱冷暖房システムを採用しました。部屋に設けたルーバーの中に冷水・温水を流すことで、ルーバーに触れている空気を冷やしたり、温める設備です。また、冷水を流して冷えたルーバーで、室内の湿気を取り除くことで、過ごしやすい環境を整えます。
外観は少し和を意識しているのですが、室内までは和の雰囲気をいれたくないとのことで、リビングの障子は通常より格子を太く、正方形に近い形にしました。
また、造作家具には黒とグレーでアクセントをいれることでモダンな雰囲気に仕上ました。
さらに、この家も
各居室建具、玄関収納、洗面台、キッチン作業台、リビング収納家具など、この家に合わせたオリジナルな木を用いたインテリア家具を配置しました。